日本の司令塔がコートを去る

ロンドン五輪で２８年ぶりのメダルを手にした日本のセッター竹下佳江さんが、今回のロンドン五輪限りで現役から退いて結婚を予定しています。

竹下佳江さんのお相手はプロ野球広島の江草仁貴投手で、早ければ今秋にも結婚するそうです。

世界に誇る日本の司令塔が、コートから去る事になります。

勝利が決まった瞬間、同じ１５９センチの佐野優子さんと固く抱擁しました。

歓喜の涙を流した竹下佳江さんは「心の整理はしています」と話していました。

相手の広島の江草投手は、昨年まで阪神に在籍していました。

竹下佳江さんと同じ兵庫県内に住んでいて、アスリート同士として意気投合したそうです。

２人とも同じマネジメント会社に所属しています。

する。お互い世界や日本を移動する生活の上、江草は昨年５月に西武、今年３月には広島へ移籍。ゆっくりと会えない日々で、静かに愛を育んできた。

竹下佳江さんは、シドニー五輪で初めて五輪切符を逃した責任を背負い、１度は引退して、ハローワークに通って事もありました。

五輪の夢を捨てきれず、約半年後に復帰し、そこから１０年以上、日本のレギュラーとして君臨しました。

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